居抜き物件とは
物件選びの基準として、近年は「居抜き物件」が主流となってきています。
では「居抜き物件」とは何?という方たちもまだ多いかと思いますが、決してそのままオープンできるとは限りません。
「居抜き物件」では気を付けなければならないことが多くあり当サイトではチェックシートもご用意しております。
ココではどんなチェックをしなければいけないか、ほんの一部をご紹介させていただきます。
1.居抜き価格は適正か?
「居抜き物件」にはほとんど「造作価格」「造作代」「居抜き代」として数百万円単位で取引されております。
では実際にその価値がある物件か確認する必要性があります。
ポイントは給排水設備、給排気設備が整っているか、またはご自身の業態にあっているかが大きなポイントです。
通常スケルトンから内装工事をした場合、大きく分けて「店内内装」「厨房区画」「外装・看板」「厨房機器・家具・什器」
の4つに分けられます。
工事費比率としては2:4:1:3となり、厨房区画の工事が大半を占めることになります。
その大きくは防水工事であったり、給排気設備(ダクト工事等)が主です。
「居抜き物件」ではこういった設備が整っているからと安心してはいけません。
当然ながら、使用年数、経過年数により、高圧洗浄、配管洗浄、再防水加工をしなくてはならず、意外なところで
大きな出費があり、実際には予算がオーバーしてしまいオープンを延期せざるおえない状況にもなります。
オープンが延期すればするほど、収益がないのに賃料を支払わなければならず、最悪のケースの場合
オープンせずに「解約」なんてことも稀にあります。
当サイトに掲載の物件では特別に弊社提携の内装業者の方に事前予約で内見時に見積もりを含めた同行も
可能となっております。
是非、ご活用ください。
2.物件の立地、視認性は良いか?
多くの方は、駅近、1階、低賃料の3つのキーワードで探されています。
では、どういった物件探しが良いのかをお伝えいたします。
居抜き物件の多くは3大理由として「売上不振」、「体調不良」、「移転」が大半を占めます。
では居抜き物件での立地の診断材料として、何が重要になってくるかと申しますと
その閉店する理由から導き出されるマイナスポイントなんです。
例えば、売上不振で閉店されるお店の場合、大きくは、宣伝方法が合っていない、接客が良くない
店内が不衛生、料理が良くない、業態が場所に合っていない等が必ず当てはまります。
特に飲食店の場合、お店が汚いとか、接客が良くないと極端にお客様の来店数が少ないことが分かります。
物件の調査をする際には近隣の方への聞き込み調査や、店内を隅々までチェックすることを最低限行い
最終決断をするのが最良です。
このような調査する時間がない方は是非当社にご相談ください。
当社専門の立地診断専属の営業マンが調査を行いご報告させていただきます。
3.居抜き物件とスケルトン物件どちらが良いか?
結論から申しますと、100%とは言い切れませんが、圧倒的ににスケルトン物件のほうが良いです。
正直申し上げて、「造作代」とか「居抜き代」に関しては、本来撤去、解体等しなければならないものを
買わなくてはならず、ご自身の理想の店舗を作るのであれば、ゼロから内装を施したほうが低価格で
出店できることが多いためです。
しかし、居抜き物件がダメかというとこちらも言い切ることが出来ませんが、場所が良かったり、特にラーメン店
の居抜きの場合極端に低予算で開業できたりするため、「居抜き物件」を切り捨てることが出来ないのです。
本来の「居抜き」適正価格を算出することは、意外と簡単ですが、大半は専門で売却等を行っている会社が
依頼主からの希望価格で募集したり、買取って転売していることが多いため、価格にバラつきがあるようです。
ココでは上記3点を挙げましたが、これ以外にも多くのチェックしなければならない項目がありますので
是非チェックシートをご活用ください。
会員様は無料にてダウンロード可能です。
チェックシートだけでは不安なお客様は、是非当社の物件情報部まで、ご相談ください。