居抜きを含む事務所移転に伴うコンサルティング業者の選び方｜居抜き物件 居抜きCafe

居抜きを含む事務所移転に伴うコンサルティング業者の選び方

事務所移転においては、社内外の要望のみならず、経営戦略的な視点や移転に要するコストなど、様々な観点から事務所の立地や間取りを考察する必要性があります。特に、社内の要望だけを取り纏めてしまうと、身の丈に即していない物件選定をしてしまうこととなり、高額な賃料を支払うことになったり、レイアウトや導線が実務に反映されないケースが散見されます。

そこでコンサルティング業者を選定し、移転ニーズと経営面とのバランス、さらには、コスト面を踏まえ最適な提案を基に移転を進めていくという客観的な視点が非常に重要と言えます。

コンサルティング業者も各社によってストロングポイントがあるため一概には申し上げにくいところですが、選び方の一つの基準としては、ニーズと問題点を正確に把握し、コスト面についても相談に応じてくれるところが最低限必要なポイントで、とりわけコスト面においては経営判断の根幹となりうる部分であるため、安かろう悪かろうでは移転が失敗に終わることは明白ですし、高ければそれだけ経営リスクを背負うことになります。

また、目に見えない移転コスト、即ち電話番号の変更や名刺ならびに封筒類など印刷関係、インターネットの配線や内装、果ては引越業務など、移転には想像以上の負荷が社員の皆様にかかってくるため、そういった煩雑な負荷をワンストップで対応してくれ、さらにはコスト面を大幅にカバーできるコンサルティング業者の選定は移転の成功に大きく寄与するものだと考えられます。

移転においては概ね新しい事務所への移転が望ましいところですが、コスト面を考えると居抜き事務所への移転などの提案であっても前向きに検討すべきです。なぜなら居抜きのメリットとしてレイアウトが既にある程度完成されているため、コスト面のみならず、実務上の導線整理など目に見えないストレスが解消されるという二次的な効果もあります。

実際は事務所移転が現実味を帯びてきた段階で数社に対して必要限度の情報をもとにプレゼンを依頼し、そこで事務所移転の根幹たるニーズとコスト面とのバランスが最も社内のそれと調和している業者に依頼するのが望ましいのではないでしょうか。言わずもがなですが、そこで具体的な移転先立地や事務所内容、居抜きでのメリットなどフリーハンドで多数の選択肢を提供してくれ、かつ、ワンストップで多様な移転ストレスを解消してくれるというところまでケアされることが事務所移転に伴うコンサルティング業者の選定の成功、ひいては移転の成功の近道と言えるでしょう。