居抜き店舗を売却する場合のポイントとは｜居抜き物件 居抜きCafe

居抜き店舗を売却する場合のポイントとは

移転や閉店などで居抜き店舗を売却する場合には、押さえておくべきポイントがあります。ポイントを押さえることによってスムーズに行うことができ、また、トラブルなどのリスクを少なくすることができます。

ポイントとしては、まず、契約に関しての内容があります。この中でも特に貸主への連絡時期が重要となり、解約前に買主を探す必要があります。それは、先に貸主に伝えてしまうと、貸主は、当然、賃貸契約書に基づき、次の借主をスケルトンの状態として募集をすることになります。そのために、原状復帰の費用が発生してしまい、また、同業種が時期テナントに決まる保障もないために付加価値を付けた金額にならなくなってしまいます。

次にリースに関しての内容があります。リースは対象となる設備機器を全て調べ、そこでのリース残高、また、満了期間に関して整理をする必要があります。もしリース機器に残高がある場合には適切な方法で処理をする必要があり、それには残高を全額支払って買取りを行うか、または、買主に新たにリース契約を結んでもらうかの2つの方法があります。注意をしなければならないのは新たにリース契約を結ぶ場合で、この場合、買主の信用度が低い場合などでは連帯保証人を求められることがあり、もし見つからない場合には売却が破談になる可能性もあります。

居抜き店舗の売買は、あくまでも物件に附属しているものに対して行われ、その対象としてはインテリアや設備、家具なの什器備品となっています。しかし、基本的には、賃貸契約書では原状復帰が義務付けられており、売買等は貸主の判断が大きな位置を占めることになります。つまり、居抜き店舗の売買が成立する条件としては、買主が希望をしていることなどを説明し貸主に認めてもらうことが必要となります。貸主に認めてもらうためには次期テナントとなる買主に関しての丁寧な説明をし、貸主が安心して貸せるような雰囲気を作ることが大切なことになります。

居抜き店舗を売却する場合には、他にも押さえておきたいポイントがあります。それはに、店舗の掃除や設備などの点検メンテナンスがあり、しっかりと行うことによって良い影響を与え、また、売る側としても自身を持って相手に勧めることができます。買主は店舗を確認する場合に、インテリアだけでなく什器備品に関しても細かくチェックを行った上での判断をします。そのために掃除は丁寧に行う必要があり、場合によっては設備も含めて専門業者に掃除やメンテナンスの依頼をすることも良い印象を与えることになります。