ペットサロンの居抜き店舗のメリット｜居抜き物件 居抜きCafe

ペットサロンの居抜き店舗のメリット

店舗のオープンにあたって、気がかりなのは、売上の見通しと初期投資、そしてランニングコストです。
売り上げは、予測を立てることはできても実際にその通りになるかは始めてみなければわかりません。
ランニングコストは、家賃などの固定費と、仕入れなどのように売上に連動する変動費がありますが、オープン当初は在庫分として売り上げが入ってくる前に購入しなければならないので、当初の在庫用の仕入れは初期投資の一部ともいえます。売上を上げるためには、十分な取り扱いのラインナップと在庫が必要なため、資金繰りのタイムラグから、売上が伸びていくほど、仕入れが先行するので注意が必要です。
　売上やコストは、予測と実績は必ずしも一致しませんが、初期投資はコントロールが可能です。
　ペットサロンの場合、トリミングやペット用の展示設備など、業種特有の設備が少なくありません。同じペットサロンの居抜き店舗があれば、初期投資はぐんと抑えることができます。
　また、飲食店や商品の販売店などは、固定客は場所よりも商品についていることが多く、同じ業種を同じ場所で開業しても、お客さんまでついているとは限りません。
　しかし、ペットサロンでは、自宅からペットを連れていっても、ペットの苦痛にならない範囲というと、行ける範囲も限られます。
　そのため、ペットサロンの居抜き店舗では、他の業種に比べると高い確率で、固定客もそのまま引き継ぐことが可能です。
　ペットの買い方は、家族同然に、頻繁にトリミングをしたり洋服を着せる人から、愛してはいても基本的二人と同じように扱わない人などさまざまですが、住民の地域性に共通点がある場合も少なくありません。
　広い一戸建てや、子供のいる家族が多い地域、子供はいなくても、夫婦でペットをわが子のようにかわいがる世帯は住宅地に多いです。
そうした近郊に、ペットサロンの居抜き店舗があれば、一世帯あたりがペットにかける費用も高額になる場合が多く、開業には適した立地です。
　ペットサロンを居抜き店舗で開業しようと考えている場合、現在の顧客層やペットの種類、取扱商品などを実地で確かめて、自分がしたいと思っている店舗のスタイルとターゲットが重なるかどうかを確認しましょう。
ターゲット層が同じ場合、人間以上に環境の変化を好まないペットへの配慮から、什器や設備だけでなく、固定客まで引き継げる可能性が高く、居抜きのメリットは、他の業種と比較しても抜群に効果的です。