東京には住居付きの居抜き店舗が多数あります｜居抜き物件 居抜きCafe

東京には住居付きの居抜き店舗が多数あります

居抜き店舗は原状回復が行われない状態でテナントとして貸し出している店舗です。
原状回復と言うのは、物件を賃貸として借りた後に、自らの費用を出して設備を追加したものを退去時に取り外すなどして元の状態に戻すことを意味しています。

例えば、アパートなどの部屋を借りた時、部屋にエアコンが付いていないので実費でエアコンを取り付けた場合、給湯器が無いので瞬間湯沸かし器をキッチンに取り付けた場合、ガスコンロが無いので実費でガスコンロを購入して取り付けるなど、借りた後に新たに追加した設備を取り外してから退去する事を原状回復と呼びます。

但し、原状回復は設備だけではなく、内装を変更したりした場合などでも同じことが言えます。

居抜き店舗は、前に店舗として利用していた設備をそのままの状態で貸出を行っている物件であり、ラーメン店などの場合ですと、大型の冷蔵庫、厨房機器などの設備がそのままの状態でテナントとして貸し出しているため、同じような業種の店舗をオープンさせたい場合など、店舗に必要な設備などが既に揃っているため、設備機器の導入コストを節約する事が出来ると言ったメリットが有ります。

一般的にお店を借りた後は、自分が行うお店に必要な厨房設備などを導入する必要が有ります。
厨房設備を導入するコストは高額な資金が必要になりますい、設備の導入工事が必要になるため、お店をオープンさせるまでには時間が必要になります。
お店を借りた時から家賃を支払う事になるため、一日も早く商売を開始したいところですが、設備を選んだり、工事業者を探したり、工事を行うなどで時間を要する事になります。

その点、居抜き店舗にはこれらの日数や費用をかけずにオープンできると言うメリットも有ることからも、同じような業種の居抜き店舗を探すケースが多く在ります。

尚、店舗の中には住居が設けられているタイプも有ります。
例えば、1階部分は店舗になっていて、２階には住居と言ったタイプの物件です。
お店と住居は別々の場所を希望する人にとっては不向きな物件となりますが、お店と自宅となる部屋が一体になっている事で、休憩時間などは自宅でのんびりとくつろげると言うメリットや通勤が不要になるなどのメリットも有ります。

また、居抜き店舗は東京などの都心部にも多く在りますし、東京近郊に住まいを持つ人などの場合など、東京までの通勤を考えた場合、店舗の２階に自宅が有ることで通勤をせずに店舗経営を行えるなどのメリットも有ります。