居抜き物件情報での注意点について｜居抜き物件 居抜きCafe

居抜き物件情報での注意点について

居抜き物件とは、物件に以前利用していた店舗の内装や設備などが付いたままの状態の物件を指します。居抜き物件は不況になるとともに流行りだした物件ですが、その最大の利点は、物件の工事費用が安く抑えることができることにあります。多くの居抜き物件は場合は0から工事をスタートする場合の工事費と比較するととかなりの額が安くなります。これにより、初期費用を抑えることが可能になり、投資した額も割と早い段階で回収できるのです。このような居抜き物件情報を扱ったサイトも多くあります。居抜き物件情報はインターネットを利用することで調べることができますし、実際の居抜き専門の不動産会社に行っても居抜き物件情報を目にすることは可能になります。ただ、居抜き物件情報にも注意点があります。
通常、居抜き物件は以前にお店をやっていた人がお店をたたみ、その後居抜き物件を購入ないしは賃貸した人が全く新しいお店として運営していきますが、その選んだ居抜き物件の立地がある程度良ければ十分にお客さんを呼び込むことは可能になります。ただし、顧客の立場としてはどの居抜き物件の前のお店のオーナーの経営の仕方が新しい居抜き物件を手に入れた人にも影響を与えます。特に同業者は前のお店が閉店してそのまま新規開店という形で出来上がったのかと勘違いしてしまうのです。もし、前のオーナーが人が良く経営が上手でお客さんからも愛されるお店であれば特に問題ありませんが、逆にお客さんがあまりつかず、オーナーの人間性に問題がある場合や、お店で食中毒を起こしてしまった場合などのように何かしら悪い評判が立っている物件は、新しい店舗になったとしても影響を及ぼす場合があります。居抜き物件の情報ではそのようなことは触れていませんので、不動産会社に前のオーナーはどうだったかや経営状況はどうだったか、あるいはどのような理由で退去したのかを詳しく聞いてみる必要があります。
また、居抜き物件でそのテナントが１，２か月程度前まで利用されていた場合にはそのまま電気がガス、そして冷蔵庫や冷凍庫などの設備がそのまま利用することができることが多いですが、半年や１年以上も誰もテナントに入っていない場合には冷蔵庫を始めとする設備が壊れてしまっている場合もありますので不動産会社に確認をしてみましょう。
さらにその物件の資産価値がどれくらいなのかがわからないと損することがあります。そこで、物件に関するプロに実際の資産価値はどの程度か聞いてみましょう。